新紀元社 / Shinkigensha

戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。7

戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。7

シリーズ名:モーニングスターブックス
巻数:7
著者:横蛍
イラスト:モフ
定価:本体1,300円(税別)
四六 324ページ
ISBN 978-4-7753-2076-1
発行年月日:2023年03月20日
在庫:在庫あり

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本の紹介

乱世を終わらせるには変えるしかないのだ

『小説家になろう』『カクヨム』で話題の戦国SF、第七弾!
ゲームの世界から戦国時代に飛ばされて、織田信長の家臣となった一馬。実体化したアンドロイドたちとともに、アイディアと実行力で戦国の世を大きく変えていく一馬は、誰もが一目置く存在に。
そんな中、織田信秀の猶子になる話を受けることにした一馬。これによって正式な織田一族となった一馬が、日ノ本にさらなる衝撃を与える…!?

「おもち、美味しいね!」
「だめよ〜、この餅はお正月のなんだから。味見はひとり一回ね~」
餅つきは楽しい。男衆が杵で餅をついて、女衆と子供たちが出来た餅の形を整えるが、何人かの子供が餅をつまみ食いしてリリーに叱られている。
でもリリーは決して手を上げたり怒鳴ったりはしない。優しく分かるように子供たちに言い聞かせている。
ウチのみんなは、体罰を与える考えなんて誰も持っていないけど。

「ただいまでござる!」
「ただいまなのです! にんにん!」
オレたちは通信機で所在を把握しているし、心配はないと言ったんだけどね。夜になっても戻らないからと忍び衆の捜索隊が組まれ、捜索活動が行われていたんだ。申し訳ない。後で、褒美を出さないと。
そんなふたりが数日ぶりに楽しかったと言いたげな笑顔で帰ってきた。
『ござる』という時代劇っぽい口調なのは、戦闘型アンドロイドのすず。黒目黒髪でポニーテールにしている侍っ娘だ。スタイルは標準でポニーテールだからか、少し犬っぽい感じの容姿をしている。年齢は十八歳の設定だ。今は数えで二十歳か。
『なのです』という口調なのは、技能型アンドロイドのチェリー。薄いグリーン系の目と髪をした少し猫っぽい感じの娘だ。年齢は十六歳で設定していたので十八歳になる。
このふたりのコンセプトは侍と忍者だ。まさか戦国時代に来るとは思わなかったしさ。完全に偶然なんだけどね。

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