本の紹介

好評既刊『剣の乙女』姉妹本。
「お姫様」「プリンセス」「皇女」「王女」……、剣を持たない“美しい”女性たちのキャラクター本です。
掲載対象は古今東西の神話・伝承、および近世までの歴史。
個人に焦点を当て、人物性や物語・社会へ与えた影響などを紹介。ファンタジーものおけるプリンセスの役割、そしてその時代ごとの移り変わりも解説していきます。

【目次】

◆第1章　名高き姫君

• アルウェン〔トールキン〕
  アンドロメダ〔ギリシア〕
  イザベル1世〔スペイン〕
  皇妃エリザベート〔オーストリア〕
  エルザ〔ゲルマン〕
  グィネヴィア〔アーサー王〕
  クレオパトラ〔エジプト〕
  シータ〔インド〕
  シャハラザード〔千一夜物語〕
  ジョセフィーヌ〔フランス〕
  ネフェルティティ〔エジプト〕
  ヘレネ〔ギリシア〕
  紫の上〔日本〕
  楊貴妃〔中国〕

◆第2章　悲劇の姫たち

• アナスタシア〔ロシア〕
  イゾルデ〔イギリス〕
  お市〔日本〕
  王昭君〔中国〕
  カッサンドラ〔ギリシア〕
  軽大娘皇女〔日本〕
  ジュリエット〔イギリス〕
  千姫〔日本〕
  マリー・アントワネット〔フランス〕

◆第3章　神秘のプリンセス

• 幼ごころの君〔Ｍ・エンデ〕
  かぐや姫〔日本〕
  木之花佐久夜毘売〔日本〕
  シバの女王〔エチオピア〕
  シンデレラ〔民話〕
  ねむり姫
  虫愛ずる姫君〔日本〕
  メリュジーヌ〔フランス・スコットランド〕

◆第4章　波瀾万丈の姫

• 浅井三姉妹〔日本〕
  エレクトラ〔ギリシア〕
  夏姫〔中国〕
  クリームヒルト〔ゲルマン〕
  コーデリア〔ヨーロッパ〕
  蔡文姫〔中国〕
  サロメ〔パレスチナ〕
  西施〔中国〕
  ハプスブルグの姫君〔オーストリア〕
  ポンパドゥール侯爵夫人〔フランス〕
  ルクレツィア・ボルジア〔イタリア〕