監修者:白濱 龍太郎
イラスト:逢川 沙伎
定価:本体1,200円(税別)
四六判 176ページ
ISBN 978-4-7753-1573-6
発行年月日:2017年12月27日
在庫:在庫あり
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本の紹介
あなたの睡眠は少しの工夫で大きく変わる!
睡眠は生きるためのいわば土台と呼ぶべきものです。土台がしっかりしていれば、健康になることはもちろんのこと、前向きな気持ちになったり、仕事や家事に集中できたりと、いろいろなメリットが生まれます。
大切な睡眠が満足に取れていないのであれば、悩むのはもっともなことです。
しかし、睡眠は、少しの工夫でガラリと変えることができます。まずは自分に合った方法をいろいろと試して、そして見つけてください。そのきっかけが必ず本書で見つかるはずです。
────本書「はじめに」より。
《本書の内容》 日本人の成人の約20%が十分な睡眠を取れていない!? はじめに 第1章 疲れているのに眠れない 最近、疲れが取れない…その原因は睡眠不足が影響してる!? 良質な睡眠が取れない人が急増中! 年齢とともに睡眠も変化する 自分の睡眠状態を知ろう 女性ホルモンも睡眠に関係している 睡眠を妨げる生活習慣チェック [コラム]眠れない夜のためにリラックスできる音楽を用意しよう 第2章 睡眠の仕組み 原因を知り、ちゃんとしたアプローチで良質な睡眠を! 睡眠で疲れをリセット! 寝不足は万病の元!? 睡眠を取って悩みごとを整理! 眠気を誘うホルモン「メラトニン」 睡眠の特徴を知ろう! 体内時計のリズムを合わせよう! 「オレキシン」は睡眠を妨げる [コラム]男性よりも女性は睡眠時間がどうしても短くなりがちに! 第3章 睡眠障害について 睡眠が取れていないと、仕事のパフォーマンスは上がらない いろいろな原因がある不眠の症状 いちばん多い「入眠障害」 中高年に多い「中途覚醒」 朝早く目覚める「早朝覚醒」 寝た気がしない「熟眠障害」 ストレスが不眠の原因になることも いびきは「睡眠時無呼吸症候群」に注意 昼夜が逆転する「概日リズム睡眠障害」 若い人に多い「睡眠相後退症候群」 壮年に多い「睡眠相前進症候群」 入眠時間がズレる「非24時間睡眠覚醒症候群」 不規則なリズムの「不規則型睡眠覚醒パターン」 現代に増える「交代勤務者のリズム障害」 客室乗務員に多い「時差症候群」 突然起こる「ナルコレプシー」 眠気が取れない「特発性過眠症」 女性に多い「むずむず脚症候群」 本人は覚えていない「寝ぼけ」 若い女性に多い「睡眠関連食行動障害」 「寝言」「歯ぎしり」はストレスが原因 寝不足を解消して生活の質をUP 慢性的な睡眠不足には注意を! [コラム]体が動かない「金縛り」は幻覚を見る霊体験? 第4章 生活習慣で眠りを改善 まずは生活の見直しを! ◎快眠のための朝の生活習慣 起きたらまずカーテンを開けて太陽光を浴びて体内時計をオン! 脳が目覚める朝のシャワーと朝ごはんで1日のスタート 早起きするなら早寝ではなく前日の早起きで体を調節しよう 週末の朝寝坊は2時間以内にできれば休日も規則正しく! 苦手意識を吹き飛ばすには好きなことをプラスさせる 布団の中で大きな伸び体もほぐれ血流も良好に メールやブログは朝の目覚めのツールとして利用すれば◎ ◎快眠のための夜の生活習慣 主婦は慢性的な睡眠不足!? 夕食後の軽いウオーキングで体温を上げれば眠気を促す 更年期には体が変化する必要に応じて気分転換を ぬるめのお湯でリラックス体温を上げて眠気を誘う! 体を温めてまずは冷え改善バランスのよい食事を心がけて こだわらずに自分なりの入眠儀式を始めてみよう 眠くなったら寝ればいいこれがベストなタイミング! 夕食は寝る3時間前までに食べることで眠りに備えよう ぐっすりと眠るには寝る前の飲み物に注意 夜中の強い光で体内時計が麻痺リセット作用に狂いが生じる ◎快眠のための日常生活習慣 起床時間を正してリズムを整る! イライラしたらリラックス! 眠いときは短時間仮眠を 自分の睡眠を守るためにも誘いを断る勇気を持って まとめて寝ても睡眠不足は補えるが貯金はできない 布団の中でグズグズせずに行動に移せば差がつけられる 記憶力を高めるためにもしっかりと睡眠を取ること 効率アップ睡眠不足や疲労解消には20分のお昼寝を ◎快眠のための食生活習慣 寝る前のお酒は程々に 15時にはおやつコーヒーやお茶と一緒に食べれば眠気も吹き飛ぶ 夕方以降のカフェインはよい眠りを妨げるので注意 冷たいものを取り過ぎず牛乳でぐっすりと寝る 寝る前のお酒は楽しみながらも控えめにしてさわやかな朝を ◎快眠のための寝室の環境 寝苦しい夜はエアコンを活用 静かに過ごせる寝室をつくれば快適な睡眠が得られる空間に 遮光カーテンは音も光もカット 落ち着いたカラーを選ぼう 快適に寝るには寝返りしやすいマットレスを慎重に選ぶこと 睡眠の質を左右する枕 高さや素材など試して選ぼう 寝室を片づけて部屋も心もスッキリすれば心地よい眠り 明るい寝室は不眠につながる 暗くして寝れば眠りの質もUP 寝室=寝場所 条件反射を身につければ快眠につながる 難しい本または読み終えたコミック本が眠気を誘う 眠くないならベッドに入らず眠くなるまで待つことが大切 音が気になる窓際や通路側 ベッドを置く位置に注意を パジャマにもこだわり持てば眠りの質にも違いが出る